私は何か贈り物を買わなくてはいけないときは、
殆どと言っていいほど、
カッシーナ・イクスシーに行くことにしている。
別にブランド主義とかそういうのではなく、
そこがとっても行きやすく、お店の雰囲気とは違って、
意外と気兼ねなく商品を買えるからだ。
だからこのお店がそこにできてからずっと通っている。
普通こういうショップは、
百貨店とか繁華街の中心地にあるものだが、
そういうところにあるのではなく、
なぜか閑静な住宅街の中に、
もの凄いブランドのオーラを出すこともなく、
さりげなく存在しているところが気に入っている。
(なので最初の頃は道がなかなか覚えられなかった)
そして別にお洒落して行かなくても(笑)、
普段、シゴトをしている格好で行けて、
駐車場も目の前にあるのでアクセスもドア トゥ ドアで
非常に便利が良くて、ムダな時間とお金がかからない。
それはもう主婦がスーパーに野菜を買いに行く感覚と同じだ(笑)。
(カッシーナ・イクスシーさんスミマセン...)
最初に行ったのは、お世話になった広告代理店の方が
辞められるときの餞別を買うためだった。
未婚の女性の方だったので、店員さんに
予算だけを言ってセレクトはおまかせした。
そのときアレッシーというブランドで
「自殺くん」というようなネーミングのお風呂のグッズを勧められた。
確か、お風呂の水が一杯になってくるかどうかすると、
人形の首のひもがどんどん締まっていくというようなものだったが、
さすがにそのイタリアンジョークは受け入れられなかった(笑)。
もうひとつ、気に入っているところは、
お店に入って、こちらが放置してほしいときは、
店員さんが、野放し状態にしてくれること。
最初行ったとき、「写真撮影はさすがにマズいだろうな...」
と思いつつダメもとで聞いてみると、
二つ返事でOKだった。(今はどうか分りません)
とにかくガツガツしていない感じで、
商品を決めてから支払い、特にラッピングまで
結構時間を費やされて(ものすごく丁寧)、
他のお客さんが来られていてもペースは変わらない。
なので気の短い人はあまりオススメできない(笑)。
私はだいたい平日に行くので、
いつも貸し切り状態になっている...(笑)
「あのお洒落な街角に、あの○○○ブランド堂々オープン!!」とか言って、
スタートはすごく立派な装いで華々しく登場するけど、
数年後、広島から撤退とか、そのまま消えていくものが多い中、
有名ブランドにも関わらず中心地にショップを置かず、
いつ行っても変わらないおおらかな雰囲気を保って、
“長々とそこにある”というギャップが、
私にはとっても好感がもてる。
何でもスタートさせることは、頑張れば何とかできる。
肝心なのは、それを続けていけるかどうかだ。
私はそれは「スロー広告」が鍵を握っていると思う。
その私の考える「スロー広告」については、
また追々に話せればと...
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