お皿?
ドット
スケルトン
引いて見ると
色付きもあります
エコマークもあります
そうです、皆さんご存知の「食品トレー」ですね。
以前、プレゼンで使用するため、
私が撮った写真です。
食品トレー自体は、ただのプラスチックの容器ですが、
ちょっと雰囲気を変えてみると、
陶器や漆器、硝子にも見えないことはないですね。
キャッチコピーはそれぞれ
「ときに、それは白く。」
「ときに、それは透明で。」
「ときに、それは鮮やかに。」
「ときに、それはエコで。」
という感じでつけました。
これは完全に“自己完結”のシゴトでした。
思いついてすぐ、近所のスーパーへ
お好み焼きとにぎり寿司、ポテトサラダ、精肉鮮魚等々...を
買い出しに行きました。
持って帰ってまたすぐ、一生懸命片っ端から食べて、
(さずがに全部は食べられませんでしたけど:笑)
シールを剥がし、キレイに何度も洗って、乾かして、
撮影に取りかかりました。
キャッチコピーも、デザインも、もう頭の中にありましたので、
そのまま流れ込むようにシゴト机について、
Macを起動して、つくっていきました。
たぶん、Macで作業している時間が一番短かったと思います(笑)。
こういうふうに、自己完結できるシゴトは、
どの工程もやるのは全部自分ですから、
同じ1時間でも、質の濃い時間になってきます。
“ひとりブレーンストーミング”からはじまり、
様々な変更があっても、
自分で自分に依頼し、修正していくのだから、
早ければ数分で解決できることもあります。
しかし、いいことばかりではありませんね。
“全部自分でする”ということは、
自分のスキル(実力)以上のことはできませんし、
ひとりよがりのデザインになってしまうこともあります。
福田元首相がお辞めになるときでしたか、
新聞記者からの質問に対して声を荒げて、
「私はあなたと違い、自分を客観的に見ることができるんだ!」
と仰ってました。
政治は民主主義なので、いろいろなことがなかなか決まらずに
一向に前へ進みませんが、私のように自己完結でシゴトをするのは、
ある意味“独裁政治”になってしまうのでしょうか...(汗)
「気をつけなければ...」と自分を戒めて、
また別の機会で、それぞれ専門分野の人たちが、
チームを組んでシゴトをしていく素晴らしさ等を語りたいと思います。
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