今日は、夕方から夜にかけて時間が空いたので、
撮影するイメージは事前にロケハンも兼ねて、
構図だけは決めていたので問題は無かったが、
セリカが動いているシーンを撮りたかったので、
ドライバーが必要だった。
今回、幸いにも、私の人生の中で唯一“後輩”と呼べる(^ ^;)
Hiroshi.Kクンが時間を合わせて協力してくれた。
(本当にありがとうございました)
このHiroshi.Kクンとは20年近い付き合いで、
当時、私が勤めていた会社に新卒で入社してきたのがきっかけだった。
ちょうど私はグラフィックデザイナーになるために
その会社を辞めようとしていた時期で、
私が担当していた取引先の引き継ぎを
Hiroshi.Kクンにすることになった。
営業車は、私のセリカXXだったので、
引き継ぎの間は、よくHiroshi.Kクンに運転してもらっていた。
(今のセリカも、私以外にステアリングを委ねるのは、
クルマの運転を教わっている友人とHiroshi.Kクンの二人だけ)
そしてたった一年だったけど、同じ会社に身を置き、
お互いにクルマ好きなのもあって、いろいろなことを語り合った。
最初に会ったときから、
「コイツは他の新人と違う」と感じていたので、
引き継ぎのとき、余計な先入観を与えないために、
「あの上司はこうだから...」とかくだらない情報等は一切言わず、
必要なことだけを伝え、放任主義を貫いた。
(実際は、私より実力がはるかに上だから何も言えなかったダケ...^ ^;)
そんな私なのに、それから後もずっと公私ともに付き合ってもらい、
現在に至る...
実はその会社で出会う前に、Hiroshi.Kクンのお母さんとは、
ほぼ毎日クルマですれ違っていた。
そのクルマを運転していた人が知り合いだったのだが、
その人と同じ会社に勤められていたお母さんは、
いつもそのクルマに乗せてもらって出勤されていた。
それで、いつもだいたい同じ場所ですれ違っていて、
その度にお互いパッシング(ヘッドライトをピカピカと点灯)
するのが日課だった。
当時の私のクルマは、FRのブルーバードSSSターボ。
そしてその知り合いが乗っていたのが、FRのセリカだった。
私は、そのセリカがリトラクタブルヘッドライトを上げて
パッシングしてくるのがカッコよくて、
毎朝すれ違うのがとっても楽しみだった。
その横には、いつも優しく微笑む
Hiroshi.Kクンのお母さんの姿があった。
あれから、もう25年近く経つけど、
私がセリカを好きになった原点はそこにある。
フェンスの上に細い光の線が見えるのは、
飛行機が着陸しているものです。
もう少し飛行機が高い位置で撮れば良かったのだけれど、
いきなり現れたので、焦ってしまいました...(^ ^;)
何か違和感のある「豚玉次郎」(笑)
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