2010年5月14日金曜日

ZEBRA QUEENとGLORIA ESTEFAN



2回にわたってZEBRA QUEENを取り上げてきたが、
もともと仲 里依紗という女優さんが好きだったこともあるが、
どうしてここまでZEBRA QUEENにハマってしまったのか?
今回あらためて考えてみた。

YouTubeのコメント等には、
LADY GAGAっぽいとかという意見が多かったが、
私が「ZEBRA QUEENのテーマ」の映像をはじめて見たとき、
80年代のMiami Sound MachineのGLORIA ESTEFANを思い出した。


その当時、私は“果たせなかったとても哀しい出来事”があり、
かなり落ち込んでいた。
そして普段聴く音楽も日本語の暗い哀しい歌ばかりで、
いくらそのアーチストが好きだからといって、
それを聴きつづけることは、さすがに無理があった。


そこで、それをかなぐり捨てようと、
学生時代に友人が聴いていた音楽を思い出して、
今まで聴いたことがない洋楽のロック系のBOSTONやTOTO、
ヘヴィメタ系のJUDAS PRIEST等を聴きあさっていた。


最初は、その迫力ある音で少し気分も紛れたが、
やはり力技では表面的には良くなったように見えても、
そのハードなギターやドラムの裏に、
深い哀しみは残りつづけていた。




そんな中、出会ったのが
Miami Sound MachineのGLORIA ESTEFANだった。




はじめて聴いたのは、マツダ ファミリアのCMソングとしてだった。
その曲は、Let It Looseというアルバムの中の「1-2-3」という曲だった。
たまたま友人がその“CD”を持っていたので、ソッコーで貸してもらった。


1987年は、ちょうどレコードからCDに切り替わっていた頃だった。
クルマ好きな私は、割と早い時期から、
2台目となるセリカXXにCDプレーヤーを付けていた。




ジャケットを見て、ますますGLORIAが好きになった。
(滝川クリステルが出てきたときは、
ニュースを読むGLORIAだ!!と思った:笑)
当時、TVのミュージックビデオを録画したのを何度も見た。
その後に出たレーザーディスクのLIVEも買った。



「Rhythm Is Gonna Get You」を見た(聴いた)ときは、ぶっ飛んだ。


「Conga」では、自分も本気で踊ってみたいと思った。


今まで自分の中に無かったラテンのリズムやダンスミュージックが、
根本から自分をポジティブに変えていってくれた。




GLORIAとZEBRA QUEENの共通点は、
イマドキのスレンダーじゃない体型で、
元気よく全力でありのままパフォーマンンスするところだ。
(あくまで仲 里依紗の場合はZEBRA QUEENを“演じている”のだけど)


特にZEBRA QUEENに関しては、その日本語の歌詞の
「5分だけ、5分だけ、スッキリ...」のところが、
山口百恵の「これっきり、これっきり、もう...」のカンジだったり、
その歌いまわしの語尾の部分を演歌歌手のようにひねりまくったりして、
格好良くきれいにまとめようとしていないところが、
逆にカッコイイと思う。
(純喫茶磯辺のとき共演した宮迫に、「りいさはカラオケを歌うと
おバカさんっぽくなる」と言われていた...笑)


昭和の山本リンダやピンクレディーが今だったら
こうなんだろうなと連想させられる。


だから若い子だけじゃなく、40代の大人にも人気があるのだろう。
平成のは、ピンクじゃなく黒だけど(^ ^;)




初めて買った1台目のブルーバードSSS TURBOは、

あのときの哀しい出来事と時を同じくして
エンジンブローしてしまったけど、

23年前にGLORIAの歌が元気よく流れる
セリカXXの助手席に初めて座った人は、
今も同じようにセリカの助手席に座っている。


そしてその4台目のセリカのグローブボックスには、
今もちゃんとGLORIA ESTEFANのCDが入っている。

(今回は、仲 里依紗を通して少しだけ“時をかけて”みました)
「時をかける少女」(平成版)主演:仲 里依紗


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